二十億光年の孤独・・・・・谷川俊太郎    二十億光年的孤獨 ◎薇雯 譯

人類は小さな球の上で            人類在小小的星球上
眠り起きそして働き             睡著起床然後工作
ときどき火星に仲間を欲しがったりする    有時候也好想要在火星上有同伴

火星人は小さな球の上で           火星人在小小的星球上
何をしてるか 僕は知らない         正在做些什麼事呢 我是不知道
(或はネリリし キルルし ハララしているか (或者正在捏哩哩 奇嚕嚕 哈啦啦吧)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする 不過有時候也想要在地球上有同伴
それはまったくたしかなことだ        那是千真萬確不會錯的事情

万有引力とは                所謂萬有引力是
ひき合う孤独の力である           牽引彼此的孤獨的力量

宇宙はひずんでいる             宇宙正在歪斜著
それ故みんなはもとめ合う          因此大家彼此需要

宇宙はどんどん膨らんでいく         宇宙一直膨脹下去
それ故みんなは不安である          因此大家惶惶不安

二十億光年の孤独に             對著二十億光年的孤獨
僕は思わずくしゃみをした          我想著想著忍不住打了個噴嚏



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